普段福祉と教育の領域でお仕事をしているため、なかなか心理テストを施行する機会がないので自分で開拓していくしかありません。
小中学生と保育園児を対象としての検査だったのですが、各学校(園)と日程調整を個人間でしなければならずこの作業が地味に大変でした。
普段の相談業務とスクールカウンセラー業務の合間を縫っての日程調整。しかも、お子さんの力をできるだけ発揮できるようにと保育園児の場合はお昼寝の時間なども考慮しながら・・・(^^;
心理検査はケース数をこなすことで普段のアセスメント力にもつながるのだと実感したのと同時に、お子さんたちの普段の姿から見えていることと検査結果のすり合わせをしながら先生方が日常生活の中でされているアセスメントの鋭さにも脱帽でした。
フィードバックの際は保護者の方と(保護者の了解が得られた方は)先生へ行います。普段の姿と困り感が検査結果のどの部分と関係しているのかを説明しながらお子さんの特性を考慮した支援の方法を考えてもらえるよう数回にわたり先生方とはやり取りをしました。
大学院生時代に勧められて購入したこちらの書籍が大活躍です。解釈やフィードバックに非常に役立ちました。