
少年非行の現状に関する記述の中で、適切なものを1つ選びなさい。
A 平成28年の警察庁の報告によると、刑法犯少年は、過去10年間増加傾向にある。
B 平成28年の刑法犯少年の罪種別検挙人員は、窃盗犯よりも粗暴犯のほうが多くなっている。
C 平成28年の刑法犯少年の窃盗犯の手口のうち、万引きよりも自転車盗・オードバイ盗を合わせた割合のほうが多くなっている。
D 平成28年の無職少年による刑法犯の総数は、有職少年による刑法犯の総数よりも少ない。
E 平成28年の特別法犯少年の検挙人員は、男子よりも女子の方が多い。
答え D
平成28年の無職少年による刑法犯の総数は3,517人、有職少年による刑法犯の総数は5,525人であり、無職少年による刑法犯の総数のほうが少ない。少年による刑法犯の総数は減少傾向にあるが、特に無職少年による刑法犯の総数が減少傾向にある。